1月21日に石川県加賀市立金明小学校にて「子どもに伝えるクラシック」の演奏会が開かれました。
金明小学校は、今年度・来年度と文部科学省・石川県の「人権教育推進校」となっており、その事業としての活動でした。
全校生徒92名と、約20名の保護者の前で、4人の作曲家の演奏曲の解説を交えての演奏しました。小学生にも分かり易く解説し、美しい音色での演奏を披露し、アンコールに応えた後、最後に梯さんの伴奏で全校生徒の「ビリーブ」を合唱し、会場が温かい空気につつまれました。
演奏曲
モーツァルト:きらきら星変奏曲
ベートーベン:月光ソナタ一楽章
シューマン:トロイメライ
ショパン:英雄ポロネーズ
シューベルト:即興曲(アンコール)
演奏会の終了後、5年・6年生の道徳の授業にも特別講師として出席し、サプライズな授業となりました。この道徳授業は、前年度まで「道徳副読本(文渓堂出版)」として使われていたテキストを各関係の許可を得て進められました。
「心にうったえる音楽を目ざして」を先生が朗読したのち、児童たちと「夢」は何か、「夢」を叶えるにはどのようにして行くか、とそれぞれ児童の意見を発言してゆく実りある授業となりました。
最後に、同じく5年・6年生と給食もとり、演奏会だけではなく、心の交流が出来たようです。
この活動は、地元放送局2局の放映と、新聞社2社の新聞記事となり、広く多くの方々に知ってもらう良い機会となりました。