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梯剛之 ベートーヴェン 後期三大ピアノ
 

ベートーヴェンは、ピアノという進化し続ける楽器に作曲するにあたって、あらゆる技巧を吟味し、工夫を凝らして挑戦した。だから演奏の際には楽譜の記譜の奥底にあるベートーヴェンの感情、苦悩や束の間の安らぎといったものを慎重に救いあげることが必要である。

梯は、率直にそれを表現する。音楽の指向性を見定めて各フレーズの言わんとすることを実に明確に、そして確証を持って演奏している。

​(野平多美 ライナーノーツより)

ベートーヴェン

ピアノ・ソナタ 第30番(作品109)

​ピアノ・ソナタ 第31番(作品110)

​ピアノ・ソナタ 第32番(作品111)

2022年10月10日 東京文化会館小ホールライブ録音

SONARE1062 ¥2,400(税抜)

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